2004-09-02
_ TAO-3D2 雑感
結論から言うと、安物買いの銭失いだった。
この製品の出力端子は一つしか無く、ライン出力・ヘッドホン出力・スピーカー出力を兼ねているのが諸悪の根源。
この製品は Audio Class に準拠しているために汎用ドライバでも動作する。 また、擬似 5.1ch サラウンドを実現するための、専用ドライバ + 設定アプリケーションも附属している。 このドライバを導入するかどうかで話が大きく異なる。
それぞれの場合について説明し、最後にまとめを書く。
汎用ドライバを用いる場合 (Linux で用いる場合を含む。恐らく他の OS でも同じ)
ハードウェアに存在するミキサー制御は、内蔵アンプを制御する、マスタボリュームの一つだけ。 ALSA でのラベルは PCM となっていた。 (デバイスに渡す前の OS のミキサーは存在するが、これはハードウェアと関係無いので置いておく)
このボリュームが曲者。パッシブ型のスピーカを前提としているためだろうが、ヘッドホンで使うには信号レベルが高過ぎる。 KOSS The Plug で試したところ、 0 にならない最低レベル (3% ほど) でも、耳が痛くなるほどの音量。 最初にデバイスを繋いだときに、 100% の状態で使ってしまい、耳とヘッドホンを痛めかけた。
出力される信号の質も低く、ホワイトノイズが多い。 音が大きすぎてよく分からないが、歪みも大きそうだ。 スピーカ用の信号をヘッドホンに用いているのだから当然か。
なお、このボリュームが 0 の状態でも音が聴こえる。 恐らく、この状態がライン出力に相当するのだろう。 アンプを経由しない信号が出力されていると思われる。 この状態ではホワイトノイズは聴こえず、ノイズレスな環境となる。
能率の高いヘッドホンなら、ボリューム 0 の状態でも使えないことはない。 というか、アンプを通すよりはるかにマシ。
擬似サラウンドドライバを導入した場合 (Windows のみ)
このドライバを用いて、ヘッドホンを用いるよう設定すれば、前述の信号レベルが高過ぎる問題は、とりあえず解決する。 しかし、内蔵アンプの品質の低さはそのままであるし、ボリューム 0 状態での信号出力が無くなるので、 USB 音源の利点であるノイズレスな環境は諦めなければならない。
擬似サラウンドにはあまり興味が無かったのだが、 5.1ch 音声の映画で試してみたところ、主な音が聴こえてくるのと反対側のイヤホンの音声が割れまくる。
サラウンド効果は、あるような無いような……といったところ。 設定アプリケーションの機能で、スピーカーをぐるぐる回転させる効果を試しているときには、それなりに効いている気がするのだが。 設定を間違えてるのかも知れない。
まとめ
ノイズレスなヘッドホン出力を期待している人は買わない方が良いだろう。
専用ドライバを導入すればノイズが多い。
汎用ドライバを用いるのならば、ボリューム 0 で用いれば使えないことはない。 しかし、音量変更ができないし、当然だが信号レベルは低い。 さらに、誤ってミキサーを触ってしまうと、耳とヘッドホンを痛める可能性がある。 こんな危険に直面しながら、安心して音楽を聴けるだろうか。
パッシブスピーカへの出力が目的の人なら良いのかも知れないが、私自身は試していないので何とも言えない。
2004-09-04
_ 復旧
160GB の HDD (Maxtor 4R160L0) を買ってきて、ディスクの内容をコピー。 ファイルが 2 つほど壊れて読めなかったが、既に不要なファイルと、他のマシンにもコピーしてあるファイルだったので、何とか無事だった。
何にしろ、もっとバックアップの頻度を上げるべきだな。
余談だが、このマザーボードは USB メモリから起動できることが分かった。 以前にも書いたが、何とかフラッシュメモリだけで運用できないものだろうか。
2004-09-05
_ 地震
心配だったので、あちこちに電話したのだが、着信規制でなかなか繋がらない。(こういうことするから輻輳するわけだが。) そんな中、 tu-ka だけが一発で繋がった。
災害時用に tu-ka のプリペイド契約を一つ確保しとくべきか?
2004-09-09
_ 抵抗入りケーブル失敗
信号レベルが高過ぎる USB 音源を何とかしようと、抵抗入りケーブルを買って試してみたのだが、今度は信号が不足してしまった。
ケーブルが合わなかったという理由なのに、返品を受け付けてくれたコジマに感謝。
2004-09-11
_ ドイツ料理の店でランチ
友人達と連れ立って、ドイツ料理の店「エルナ・アドリアーン」 (店の写真) にランチを食べに行った。
2700円 (だったっけ?) のランチコースに加えて、真っ昼間からビールを注文。 コース内容は、朧げな記憶によると、以下の通り。
- 生ハム (写真)
- スープ (写真)
- パン
- ソーセージとザワークラウト
- ステーキにフォアグラを添えたもの (写真)
- デザート (チョコレートケーキ・チョコレートムース・シャーベットの盛り合わせ)
- コーヒーか紅茶
スープを 3 種類出してもらったので、みんなで味見をする。
肝心のソーセージが来たときには、食べることで頭がいっぱいになっており、写真を撮り忘れてしまうという失態。 というか、まともに食べ物の写真撮れたことあるのか、俺。
料理も美味しかったが、デザートも大変美味だった。 紅茶は渋みが強くて、香りが弱めのもの。 ミルクティーにすると美味しそうだが、デザートが甘めだったのでストレートで頂いた。
この店は、コロッケもたいへん美味しいらしいので、また行ってみたい。
2004-09-17
_ コメント spam を食らった
コメントデータを編集した後に、キャッシュを削除して対処した。
近いうちに Referer spam も来そうな気がする
ので、表示するのをやめることにした
が、表示しないのは惜しい気がしたのでフィルタで頑張ってみることにした。
コメント spam 対策として、単語レベルでのフィルタ以外にどんな対策があるだろう。
- input type="hidden" に乱数を入れておき、その値が合致しなかったら投稿を受け付けない (K 口さんに教えてもらった方法)
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- ロボットに form を解析されたら負ける
- 画像に書かれた文字を入力させる (hotmail のアカウント取得の方式)
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- 強力、すなわち不便
- 特許に引っ掛かりそう
- 画像を見られない人が投稿できない
- コメント投稿先に Basic 認証をかける (ID とパスワードはダイアログの説明に表示)
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- 説明を読まない人がいる
- 説明が分かりやすいとロボットに負けるかも (そこまで考えなくても良さそうだが)
2004-09-30
_ PC Watch: エバーグリーン、実売12,000円のデジタルノートパッド
タブレット PC は高過ぎるが、これは手が出る値段。 紙に書くため、書き味が損われないのも良さそうだ。
詳細な仕様が気になるところだが、ウェブページにはまだ情報が無いようだ。
_ 惑星 [うーんTAOだめだったかぁ。 ってサラウンドのために買ったのではなかったのね。]