2005-10-13
まとめて。
_ いろいろ
研究室の引っ越しで、 VLAN 関係のいろいろをいじった。
勉強になったのは、安いスイッチの VLAN でも大丈夫そうだということ。 家庭内ルータマシンを作る場合でも NIC 1 つで十分。
_ 自宅サーバが怪しい
kernel が null pointer reference で落ちる。 一度おかしくなると、 reboot では直らず、起動中に落ちてしまう。 電源を入れなおせば、とりあえず直る様子。 (PC のリセット方法はいくつかあったような気がするが、最近は意識することが無いので忘れてしまった)
memtest86+ を一晩流してみたが、エラーが見付からなかった。 プロセッサかチップセットが怪しそう。
_ 自宅サーバを kernel 2.6 に
APUSB が使えないので 2.6 に出来ずにいた自宅サーバだが、しばらく前に調べたところによると、問題は解決されているらしい。
ということで、怪しい問題を放っておいて kernel 2.6 にアップグレード。 devfs が無くなっているせいで多少はまったが、他は問題なく起動。
_ ネパール料理
の店でコンパしているところを、夫婦で邪魔しに行った。 ナン美味。カレー美味。芋に混じってた唐辛子は辛っ。
食事のあとボーリング対戦。チームの足を引っ張ってしまい、申し訳ない。
大変楽しかった。
_ 新サーバ構築
自宅サーバが頻繁に止まるようになってしまったので再構築。
Shuttle ST20G5 に Athlon 64 3000+、 PC3200 512MB × 2 。 HDD は旧サーバから移植。
はまりどころ
自分用の覚えがき。 解決法を求めている人は、 九大の中村さんの Wiki を見ると良い。
今のところ、 Linux を動かすなら ATi のチップセットはお勧めできない様子。 ST20G5 のサウスブリッジは ULi のものであったため、ほとんどのはまり所を (偶然) 回避できた。
- オンボードグラフィック
-
ノースブリッジの RADEON XPRESS 200 に内蔵されている。 XFree86 や x.org 6.8.2 は device id を知らないので動作しない。
前述の Wiki にパッチがあるので、 6.8.2 のソースコードに当てると良い。 (存在しないファイルのために、 2 つほどパッチに失敗するが無視すれば良さそう) ただし、 Wiki でも述べられている、グラフィックに割当てたメモリを認識できない問題のせいか、 UXGA 24bpp で動かすとスクリーンが乱れてしまう。 16bpp なら問題無さそう。 また、 XVideo 拡張を使うと刺さる。
x.org の snapshot (?) では対応されているように見えたので、 6_8_99_16 を make してみたのだが、スクリーンがぐちゃぐちゃに乱れてしまった。 fglrx (ATi の proprietary driver) でも動作せず。 メモリ割り当て問題が根本的な原因か。
また、PCI スロットが half-hight 以下のみ対応いう制限に気付いていなかったので、手持ちの PCI グラフィックカードを流用することが出来なかった。アホだ。 完全にぶつかるわけではないので、衝突する 3.5 インチベイとの間に絶縁シートを挟んでやれば使えそう。
2005-10-18
_ x86_64 でコンパイルした kernel あやしい
2.6.14-rc4 を x86_64 でコンパイルしてインストールしたが、ユーザランドは i386 のまま使用中。 普通のプログラムはもちろん、 insmod や depmod などのツールも問題なく動いたのに驚いた。(32 bit のシステムコールを全て実装しているのだから、当然なのだろうが)
しかし、オンボードグラフィックへのメモリ割当量の変更をすると、 kernel 起動中 (init 起動より前) にコける。64bit ユーザランドをインストールしたパーティションを root にして起動しようとしても似たようなところでコける。
_ CnQ あやしい
USB オーディオの再生をしている状態で、 Cool'n'Quiet での CPU クロック変更を行うと、「ぷちっ」というノイズが乗る。運が悪いと USB が全部使えなくなって、最終的に kernel が刺さる。
CPU パワーは余っているので、最低周波数に固定で良いかもしれない。
2005-10-24
_ フラクタルブロッコリー
IRC の某チャンネルで紹介されていたもの。 正確にはブロッコリーではなく、同じアブラナ科の Romanesco という植物らしい。 (斜め読みしかしていないので、嘘書いてるかも)
面白いが、見ていると気分が悪くなってくる。
2005-10-28
_ [meal] チーズリゾット
夜中に腹が減ったが、ろくな食材がない。
ありあわせの材料で、チーズリゾットをでっち上げた。
材料
- 炊き立ての御飯
- 適量
- にんにく
- ひとかけだと多そうだったので、半分
- オリーブオイル
- 適量
- 安物パルメザンチーズ (クラフト)
- 残ってたのを全部
- とろけるチーズ
- パルメザンチーズが足りなかったので補填
- パンチェッタ
- 適量
- こしょう
- 少々
- 塩
- 最後に味をみながら少々
結果
全て目分量で作った割には、食える味だった。 野菜を入れなかったのは失敗。
問題
こんなテケトーなレシピを見せたら、 S モーネに絞められそうだ。
_ [linux] pure 64 化
kernel だけ 64bit にしていた 自宅サーバのユーザランドも 64bit 化した。
作業は、 kmuto さんのページ を参考に行ったが、うちのサーバにはリムーバブルドライブが無い*1 し、 32bit 環境が動いているので、それを利用することにした。
- クロスコンパイルで x86_64 をターゲットとした kernel を作成。コンパイルに必要な環境を作るのにはいろいろ方法があるが、今回は手抜きで Vine Linux AMD64対応のメモ から tar ball をいただいてきた。 deb を作ってもインストールできないので、直に make install modules_install 。
- 64bit kernel + 32bit userland で再起動。
- swap partition を潰して ext3 でフォーマット。それをマウントして、 debootstrap で sarge amd64 環境をインストール。このパーティションでの起動に備えて、 fstab くらいは書いておく。
- 64bit kernel + 64bit userland で再起動。
- 32bit userland の partition をマウント。退避用のディレクトリを作って、古いファイルをすべてそこに移動。きれいになったパーティションに 64bit ユーザランドを丸ごとコピー (cp -ax / /mnt/。コピーが終わったら、 fstab を適切に。
- 再起動。
- 退避した 32bit userland から設定ファイルやインストール情報をコピー*2。 home などを移動。
- 32bit 環境を chroot で使えるようにする。 *3
32bit userland に比べて、少しだけ動作が早い気がする。 64bit コードの実行が早いせいか、互換性を気にしなくて良いために、バイナリパッケージが最適化されているせいなのかは謎。
逆に、目立った動作上の問題はなし。 怪しかった 64bit kernel も config をちょっと変更して*4からは問題なし。オンボードビデオが怪しいのは 32bit でも同じ。 kernel が新しすぎて、 vmplayer が動かなかったのは悲しかった。
最大の問題は、こんな時間のかかる作業を、翌朝にミーティングを控えた平日深夜に始めてしまったこと。
2005-10-30
_ [linux] 退行
RADEON XPRESS200 のオンボードグラフィックが怪しい問題の続編。
オンボードグラフィックを使わずに済むようにするため、手持ちのPCI カードが 3.5 インチベイに当たるのを避けて刺した。 ……いや、カードが当たりそうなところに絶縁テープを貼っただけなんだけど。
nvidia kernel module をコンパイルするついでに、新し過ぎて vmplayer が動かなかった kernel を、 2.6.12.6 まで退行。
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