2004-05-07
_ ITmedia: Intelの次期デスクトップCPU「Tejas」、開発中止へ
本当だとすると、本格的に NetBurst アーキテクチャを捨てにかかるということになる。 予想されていたことではあるが、思っていたより早かった。
個人的にまず気になるのは、ソケットの互換性だ。 Pentium M コアになったプロセッサと互換性があるとは考えにくく、 LGA775 であっても将来性は低そうだ。 もっとも、既に Northwood 世代で、 CPU とプラットフォームは強く結びつけられており、あまり意味のない事かもしれない。
また、 Tejas とそのチップセットで実現されるはずであった LaGrande や、実現が見込まれていた Vanderpool はどうなるかも気になるところだ。 Pentium M コアに実装されることになるのだろうが、実現は遅れるだろう。 LaGrande は Longhorn (と NGSCB) がリリースされないと利用できないところから考えて、 Tejas の中止は Longhorn の遅れを見切っての判断ではないだろうか。