2004-05-25
_ [linux][debian] SCSI HDD 死亡
朝研究室に来たら、手元にあるマシンの SCSI HDD が壊れていた。 ともかくサルベージ作業をすることにする。
- シングルユーザモードで起動。
- 壊れていないディスクにデータをバックアップ。 対象は、 /home /etc /boot /var /usr/local /usr/src 。
- 壊れたディスクの調査。 smartctl の出力によると、いくつかのセクタが完全に潰れているらしい。 このディスクは諦めるしかなさそうだ。
- 新しい交換用ディスクを繋ぎ、 knoppix で boot。 新ディスクにファイルシステムを作り、壊れたディスクを cp -a で丸ごとコピーする。 運が良いことに、重要なファイルは壊れていなさそうだ。 grub もインストール。
- shutdown して、壊れたディスクを外す。 fstab を書き間違えていたのを除けば、無事新しいディスクから起動した。
- ファイルが壊れていると危険なので、パッケージの再インストール。 /var/lib/dpkg/status の情報から、インストールされていたパッケージを調査し、 全て dpkg -i でインストールし直す。
以上で復旧完了。
あとは、毎日取っているバックアップを、上書きしないように退避しておく。